[著者:竹町/イラスト:トマリ/富士見ファンタジア文庫]★★★
連携出来ない彼女達
前巻で行方不明になった4人のエピソード。個人の我を優先させるか、チームワークを重視すべきか、そのどちらに自分は立つべきか? チームワークを大事にするティアの感情を中心に、個で動きたいモニカとの意見が合わない故の衝突や、意思疎通が難しいアネットへの気遣いなどを見せながら、『チームとしての在り方』を確立させて行く。『邪悪』な『必要悪』
今回の本題は『アネットの本質』。アネット自身がクラウス以外の全員を出し抜いて、彼女自身の『本性』でしか対応出来ない任務を見事に成し遂げた。ただ、アネットの事は他のメンバー全員が見誤っている。誰かに知られたり見破られたらどうなるか……クラウスがそうさせないよう対処するのかな。スパイ教室03 《忘我》のアネット(3)
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竹町/トマリ KADOKAWA 2020年08月20日