[著者:三門鉄狼/イラスト:成瀬ちさと/ファミ通文庫]
知らぬ間に魔法を極めちゃった感
現代魔法を覚えていたはずが、それは担い手の失われた古代魔法で、魔力ゼロの評価は実は判定不能の規格外だった、と言う主人公・レントの物語。このレント君。落ちこぼれ扱いでも悲観しない。自分の強さが分かっても、露骨にTUEEEな態度を取らない。無双はしてるけど自覚はあまりない。世間知らずな所があるので、まとう雰囲気に全く脅威は感じない。まあ一言、マイペースですよね。
クズ貴族の嫌がらせも通じないので割と平穏。ただ、魔族の残党の暗躍で、多少不穏な空気が漂って来たかな? 古代魔法に深い因縁がありそうなので、レント自身も関わって行く事になりそうですね。
三門 鉄狼/成瀬 ちさと KADOKAWA 2020年10月30日頃