SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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『おっぱい揉みたい』って叫んだら、妹の友達と付き合うことになりました。

[著者:凪木エコ/イラスト:白クマシェイク/角川スニーカー文庫]★

横槍の入らない恋愛はニヤニヤが止まらない
 清々しいまでに欲望剥き出しの、凄まじいインパクトのタイトル。ちなみにエロコメではなかったです。ただし、予想をはるかに上回る激甘イチャイチャぶりで、胸やけ起こしそうな程の勢いでした。

 『おっぱい揉みたい』の言葉は、夏彦と未仔を結ぶ切っ掛けみたいなもの。未仔以外が相手だったら、即座に変態扱いされている所。まあ元々未仔は、夏彦への好感度が最初から200%くらいにぶっちぎってましたからね。

 唯一の不安材料だったのは、夏彦の女友達の琥珀。でも、大分早い段階で『横槍は絶対に無い』と確信が得られたので、存分にニヤニヤさせられつつ二人だけの恋愛模様を眺めていられました。