[著者:弥生志郎/イラスト:吉田ばな/講談社ラノベ文庫]
目を背けたい過去の痛みと向き合う時
互いの仲を進展させる為に、里久と結衣がそれぞれの過去に負った『心の傷跡』と向き合う。周囲に恋人同士な関係は秘密にしているけれど、二人の時間だけは少しでも前に関係を前に進めたい。そんな強い決意と想いが込められたエピソードでした。ずっと知りたかった結衣の過去。そして、事実無根な『ヤリマンビッチ』の噂を、何故彼女は一切否定しないのか? についての疑問。これらに対して、ようやく明確な答えが返って来ました。
終盤かなりピリピリと嫌な雰囲気でしたが、とりあえず色々ホッと出来る内容でしたね。まだ里久には全て明かせてないので、スッキリとは行きませんでしたけど。でもあとがきの様子だと、これで終わりなのかなあ。
既刊感想:1
中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる2
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弥生 志郎/吉田 ばな 講談社 2021年01月04日頃