[著者:榊一郎/イラスト:潮一葉/講談社ラノベ文庫]★
拓哉を無事プロデビューさせてあげて下さい、と切実に願う
こう露骨にフィクションフィクション連呼されると、逆に「一体どれが事実なんだ?」と勘繰りたくなるようなムズムズ感。勘繰らせるように意図的に誘導してみせている、ような感じに見えなくもない。だとしたら、まんまとハマってしまいました。ラノベ業界、主に作家とイラストレーターと出版編集者の関係についてのあれやそれ(あくまでフィクション)。真偽のほどはさておき。長年業界に身を置いて来た作家さんならではの描き方だなあ、と色々興味深く眺めていました。作家と編集者の関係については、結構『刺さる』部分もありましたね。
けいたん。〜ライトノベルは素敵なお仕事。多分?〜
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榊 一郎/潮 一葉 講談社 2021年01月04日頃