[著者:秋原タク/イラスト:ハリオ/角川スニーカー文庫]
現家政夫は、元スパイの因縁が払拭出来ない
スパイ業を解雇されたはずなのに、未だクロウの近辺で組織との因縁の影が付きまとう。元上司のキャサリンが何らかの思惑含みなのは、彼女の言動から察せられますが、他のスパイ組織も絡んでる辺り、結構根が深い問題なのかなって感じですよね。水面下で裏のスパイ組織達が暗躍している一方で、今回の表は夏海メインのエピソード。結局ここにもスパイ組織の思惑が結構絡んでいるんですが、夏海についてより深く理解する事が出来たのは、家政夫としてのクロウにとっても良かったのかなと。
今後の問題は、元所属組織内に潜伏しているスパイの存在、葉桜冬子の存在の謎について。気になるのは、これらがクロウにどう絡み関わって来るか。
既刊感想:1
元スパイ、家政夫に転職する2
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秋原 タク/ハリオ KADOKAWA 2021年05月01日