[著者:十文字青/イラスト:白井鋭利/オーバーラップ文庫]
ハルヒロとメリイ(ニヤニヤ)。
……と、だらしなくニヤついてる場合じゃないんですよ!
前巻以上に“あっさり犠牲者が出てしまう”雰囲気が増していて、ホントに誰がどうなるか分からない状況でした。
『鉄血王国』向かった目的も、この巻の最後にはもう完全に見失ってましたよね。
ハルヒロも皆も、そんな事を考えているどころじゃなかったので。
そして、この衝撃の幕引きですよ……。
個人的に最も気になっているのは、メリイ(の中の存在)の事なんですよね。
ただまあ、とりあえずラストで微かな希望は見出せたのが救いだったのかな?
この先どうなって行くかは、全く予想できないですけど。
既刊感想:『灰と幻想のグリムガル』感想一覧