SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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灰と幻想のグリムガル level.18 わたしは世界に嫌われている

[著者:十文字青/イラスト:白井鋭利/オーバーラップ文庫]

 ハルヒロとメリイ(ニヤニヤ)。

 ……と、だらしなくニヤついてる場合じゃないんですよ!


 前巻以上に“あっさり犠牲者が出てしまう”雰囲気が増していて、ホントに誰がどうなるか分からない状況でした。

 『鉄血王国』向かった目的も、この巻の最後にはもう完全に見失ってましたよね。 

 ハルヒロも皆も、そんな事を考えているどころじゃなかったので。


 そして、この衝撃の幕引きですよ……。

 個人的に最も気になっているのは、メリイ(の中の存在)の事なんですよね。

 ただまあ、とりあえずラストで微かな希望は見出せたのが救いだったのかな?

 この先どうなって行くかは、全く予想できないですけど。

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