[著者:ケンイチ/イラスト:ネム/マッグガーデンノベルズ]
今までは、スラリンやシロウマルのお供はいるものの基本テンマの単独行動だったのが、今回で長期継続的な仲間が増えたのが大きなポイント。正確には奴隷から繰り上がっての従者みたいな関係性ですが、それでもこれまでのテンマの状況とは大分異なる変化だったんじゃないかなあと。
強過ぎて恐れられたり興味を抱かれたり、若年齢の見た目で無能クズな貴族に異様に絡まれるのはいつもの事でしたけど。それでもジャンヌとアウラと身近に接する事で、どこか人を寄せ付けない(特に敵対者には容赦しない)殺伐とした雰囲気が薄れていたかなあと言う気もしました。