[著者:大黒尚人/原案・監修:賀東招二/イラスト:四季童子/富士見ファンタジア文庫]
明確な敵と言えるような相手とのAS戦闘はなくて、今回も日常パートが思ってたよりも多かったかな。こうやって、これからも達哉が『日常』と『非日常』を普段から楽に往復出来ればいいんですけどね。
妙なテロリスト姉弟に目を付けられたりして、あまり穏やかには済みそうにない雰囲気なんだよなあ。彼女らの行動の意図がまだハッキリしていなんですが、時折描写される裏の顔のキナ臭さは相変わらずで、DOMSとどんな形でやりあうかは大いに気になる所です。
あとは、達哉とアデリーナとのギクシャクな件。アデリーナにとって、達哉のAS操縦者としての潜在能力の高さへの嫉妬、だったんでしょうかね。この件を経て、これまでの『型通り』の殻をアデリーナが破るきっかけになれたのは多分良かった事なんだと思います。
達哉とも和解出来た所で、そのあとのアデリーナの感情変化が果たしてどうなるか。達哉は幼馴染みの楓との事もあるし、こちらもだんだん目が離せなくなって来ました。