デボネア・リアル・エステート2 お給仕をする傭兵と、健気に笑う兎姫。

[著者:山貝エビス/イラスト:柴乃櫂人GA文庫]★★

 “不動産屋の事業”要素が薄れている気がしたの
は、扱う物件の規模があまりにでか過ぎたからなの
かどうか。デボネアの金を稼ぐ事への執着みたいな
のも、綺麗さっぱり削げ落ちてしまったかのような
……。本人の印象は前巻とまるで変わってない、ド
Sツンデレ(ツン成分過多)なんですけど何ででし
ょうね? 金稼ぎと直結してデボネアが執着してい
たココの件が解決してしまったからでしょうか。
 酔っ払った時の酒癖があれだとか、ルーウィンに
対するデレ成分がちょっとだけ盛り返してくれたと
か、デボネアの見えなかった意外な素顔というやつ
は存分に拝めて、その辺りは満足でした。ムカつい
てた気持ちが静まってくれたのはそのお陰かな。

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