- 作者: 鴨志田一,溝口ケージ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2015/01/10
- メディア: 文庫
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シリーズ第3巻。前巻から引っ張って、牧之原翔 子がメインになるかと思いきや、咲太の友人の双葉 理央が今回のメインヒロインでした。なんと、いき なり理央が二人になっちゃいました。うわーめんど くさそーだなー咲太頑張れー、って感じでした。 理央がそうなった原因らしきものは、案外把握し 易いものでした。咲太が普段通りに接してくれたお 陰で、理央の心が解れて大事な部分が見えるように なった、と言えるのかも知れないです。さり気なく 相手の深い部分まで踏み込むのが上手い奴です。 本当は、理央の想いが報われて欲しい気持ちでし た。そうならないだろうなと言う予感はありました けど。でも、佑真に想いを告げて(ぼかした表現で したが)、答えを出せたのは良かったと思います。 気持ち良く着地出来たのはこの辺りのお陰ですね。 既刊感想:1、2