[著者:砂義出雲/イラスト:みつどうえ/MF文庫J]★★
恋愛ポイントプログラム
上手く乗っかれば勝ち組、滑り落ちれば負け組。割とイカれたシステムながら、“少子化対策”を出されると「もしかして有りなのか?」と妙な説得力で納得させられてしまう。非モテの反逆者
とは言え、全員がそうではないですが、恋愛感情よりポイント利益優先みたいな所があって、受け入れられない反発勢力があるのも何となく分かる気もする。玲司の場合は単にモテない僻みをぶつけてる感じですけどね。生徒会主導
教師側ではなくて、鬼頭会長発案・実行な所。何か思惑があってポイント制度やラヴァーズ・フェスティバルを起ち上げたようですが、詳しい所はハッキリ見えませんでした。負け犬達の明日は?
革命起こしても何となく座り心地が悪くなり、かと言って元に戻ってしまえばポイント無くて身動き取り難い。果たして玲司は今後どこに自分の居心地の良さを求めるのか。ポイントつくなら恋してもいいですか?
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砂義 出雲/みつどうえ KADOKAWA 2019年10月25日