[著者:周藤蓮/イラスト:ニリツ/電撃文庫]★★
運び屋の男と吸血鬼の少女が出逢って恋に落ちるまで
要約するとそんな感じ。マフィア同士の抗争とか、そのマフィアを潰す組織の殺しとか、無茶な依頼に対する運び屋の無謀な行動とか、他にも殺伐としたものは一杯あったんですけど。自分で抱えるだけ抱えてしまう
シーモアもルーミーも、互いに多くを詮索しないと言うか。あれこれ思っていても、なかなか相手に直接的に晒す事が出来ない質らしくて。「雰囲気で察して」と言われているような感じはありましたよね。吸血鬼
この物語におけるその存在も、あまり多くは語られていませんでした。血族として受け継がれて来たわけではないらしい? とか? ルーミー自身の出自も、今の所は多くが謎に包まれている。シーモアの生存
最後のあれ、結局どうなったのかハッキリ分からなかったけど……ルーミーが吸血鬼化させた? とか思ったけど、何となく違うような……どうなんでしょうかね。その辺の疑問も次に持ち越しかな。周藤 蓮/ニリツ KADOKAWA 2019年08月10日