[著者:周藤蓮/イラスト:ニリツ/電撃文庫]★★
はらぺこ吸血鬼
こう書くと可愛げあるけれど、実際のルーミーは『深く静かに飢える人間じゃない何か』な雰囲気で。腹をぐーぐー鳴らせて、見た目は普段と変わらない微笑みを浮かべている分だけ余計に戦慄を覚える。怖い。シーモアの中で起こった事
ルーミーの心臓を貸与の上で移植した、ようにしか見えないんだけど、彼女曰く実際にはもっと複雑な要因が込められているのだとか。説明されてもハッキリ分からなかったので、シーモアに「自分の身体なんだからもっと説明求めろ」とか言いたくなりました。吸血鬼の出生
やっぱり凄く気になるんだけど、結局まだ分からなかったですね。“この世界に唯一”なのは間違いなく確な事らしいですが、秘密に深く踏み込むには更にシーモアとルーミーが分かり合う必要があるのかな?既刊感想:1
吸血鬼に天国はない(2)
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周藤 蓮/ニリツ KADOKAWA 2019年12月10日