SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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神々に育てられしもの、最強となる2

[著者:羽田遼亮/イラスト:fame/富士見ファンタジア文庫]★★

過保護な女神様
 「愛しの息子に悪い虫は寄せ付けませんわ」とばかりに、女神アリア、擬人化でリアと名乗りウィルの元へ降臨。どうやら苦渋の決断で息子を旅立たせたのに、お持ち帰りしたくなったらしい。やれやれ。

純粋培養なので
「いや、気付けよ!」とウィルに突っ込んだものの、直後に純粋かつ世間知らずな彼には「無理だ」と諦める。多分ルナマリアも、ウィルの事をよく理解しているからこそ同様に諦めている。

ウィルの出生
 ちょっとその辺りに迫るエピソードは興味深いものでしたが……。でも、育ての親の神々は、知らなさそうな顔してたけど実は知ってるんじゃないかなあ。どうなんだろう?

目的らしい目的は無い
 実の所。最初からその辺りの様子は相変わらず。神々がこっそり見守っているし、何よりウィル自身の強さが規格外なので安心して見ていられる。ただ、その反面、何か大きな目的を持たせて欲しいと思う事も。

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