[著者:川岸殴魚/イラスト:so品/ガガガ文庫]★★
救いがある可能性を信じていても
最初は、右も左も分からないまま、いきなり事件現場の真っ只中に放り出されたような感じでした。何せそこに至るまでの前置きが無かったですからね。情報は、主人公のテアが『魔法鍛冶師』である事くらい。なので、初っ端から突然オークの群れに襲撃を受けた時の絶望感はなかなかのものでした。「状況整理全く出来てないのにデッドエンド?」みたいな。これで終わるわけはないと思っていても、結構刺激的な展開でしたね(グロ描写も含めて)。それぞれの事情を更に深く知りたい
大まかには、シェイやエレミアと冒険者ギルドで依頼を受けて、高難度の害獣殲滅を中心にこなして行くような展開。個々に抱える事情がようやく表に出て来た所なので、今後の盛り上がりに期待かな。呪剣の姫のオーバーキル
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川岸 殴魚/so品 小学館 2020年09月18日