[著者:ぺもぺもさん/イラスト:マシマサキ/モンスター文庫]★
たったひとつだけを磨き続ける
初級魔術『マジックアロー』しか使えない主人公・アルベルトが、マジックアローを追求して極めて無双する。ただ、過去に魔術学校から逃げ出した苦い記憶と、「たったひとつしか魔術を使えない」劣等感から、激しく自己評価が低い無自覚系無双。元々貴族としての教育を徹底的に叩き込まれていたからか、アルベルトはどこか気品と落ち着きがある。たとえ自己評価が低くても、露骨に卑屈になったり自身を卑下するような感じではないんですね。
自分よりローラや周囲を気遣う姿などを見ていても、随所にアルベルト特有の『優しさ』が滲み出ている。自然と彼の成功を応援したくなっていました。
初級魔術マジックアローを極限まで鍛えたら
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ぺもぺもさん/マシマサキ 双葉社 2020年12月28日頃