SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編8

[著者:衣笠彰梧/イラスト:トモセシュンサク/MF文庫J]

 桔梗……落ちたな(ニヤニヤ)。龍園と鬼頭……ホントは修学旅行が楽しくてはしゃぎ合ってるだけだろ! 帆波……この先どうなる? とりあえず印象に残った主な場面を書き出してみました。

 表向きは『嵐の前の静けさ』的な、割と平穏に見えていた修学旅行。龍園と鬼頭は不穏な空気出しまくってましたが、表に剥き出しでバチバチにやり合っている分には、分かり易いだけ割と安心?して眺めていられました。

 逆にうっとうしくて面倒臭いのが裏でうごめいている存在。今回そっちは比較的薄めだったように感じましたが、何となく清隆への一年生の絡み方が文化祭の頃から気になり出しています。一旦は下火になってたんですけど、宝泉やら七瀬やら石上やら、裏がありそうな奴らが腹の内に何を抱えているやら……。

 あとは、この修学旅行に隠された『意図』が、この先の特別試験で『確実に影響を及ぼす』と言い切っている所はやっぱり凄く気になる。坂柳対龍園の衝突が確定的ながら、それの勝敗だけでは終わらない“かつてない衝撃”が投下されそうな予感もあります。

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