ご愁傷さま二ノ宮くん10

[著者:鈴木大輔/イラスト:高苗京鈴富士見書房 富士見ファンタジア文庫]★

ご愁傷さま二ノ宮くん10 (富士見ファンタジア文庫)

ご愁傷さま二ノ宮くん10 (富士見ファンタジア文庫)

 長編シリーズ最終巻。失くしていた過去の記憶の
最後の一片がようやく埋まって、峻護・真由・麗華
を中心に描かれた恋愛模様も無事に決着。新事実が
発覚する度に、どうにもヒルダの手の上で踊らされ
ているような気がしてならなかったんだけど、唯我
独尊で関係者達を強引にコントロールしているよう
に見せ掛けておいて、実は彼女の思惑は3人をこの
着地点へ導く所にあったのかも?(もっとも、ただ
自分が楽しみたいが故の行為なんだろうけど)。
 この結末を受けて、やっぱり峻護をこれまで同様
に「このヘタレ野郎が!」と罵りたい所だけど、真
由と麗華に対して最終的にそう選択せざるを得ない
展開だったから仕方ないのかもね。ともあれ、皆が
幸せな結末に納まってくれたので良かったなと。

既刊感想:
ご愁傷さま
おあいにくさま