我が驍勇にふるえよ天地 ―アレクシス帝国興隆記―

[著者:あわむら赤光/イラスト:卵の黄身/GA文庫]★★★

 タイトル、『クロード帝国』ではなく『アレクシ
ス帝国』なんですね。読み終わってから改めて目に
付いた事です。現帝国の腐敗ぶりを散々見た後、こ
の最初の大一番を経てレオナートの目指す果てしな
い道が見えて、成る程と頷きました。些細な事かも
知れませんがハッとさせられた所です。勝手に解釈
して意図を読み違えてなければ良いのですが……。
 そもそもの出発点がそこで、レオナートが奪還を
切望している部分でもあったので、アレクシス州を
我が手に取り戻し帰還する事こそが最終目的だと思
ってました。が、全然違ってましたね。元々はそこ
を目指していたんでしょうけど、もっとずーっとレ
オナートの抱いた構想は果てしなくて壮大でした。