- 作者: 秋月煌介,ぴょん吉
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2016/08/25
- メディア: 文庫
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主役と呼ぶべきはセレスティナ。ちなみに今回が
初登場の新キャラです。本来主役扱いされるべきカ
イルとヴィータがここまで脇役に徹するとは、ちょ
っと予想外でした。なので、持ち味である定戯式や
天使の力が存分に発揮されたか、と考えるとその辺
りはやや物足りなさがあったかも知れないです。
もっとも、それはカイルかヴィータをを主役に据
えるなら、という前提での感想であって、物語自体
が盛り上がりに欠けていたわけではなくて。何せ上
層都市の墜落危機、と言うスケールのでかい内容を
存分に描いて見せて貰えましたからね。セレスティ
ナ主役の物語と捉えれば見せ場も充分。次があるな
らまたカイルと絡んでの活躍に期待したいです。
既刊感想：１