- 作者: 綾里けいし,鵜飼沙樹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/10/25
- メディア: 文庫
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あとがきの「えらいことになっちょる」が誇張で も何でもなく、物凄い実感を込めて吐かれた一言だ と言うのを今回最後まで読み終えて理解しました。 前巻まで物語を追って、「この先は多分こうなる んじゃね?」って頭に浮かべていたモノを嘲笑うか のように、更に想像を絶する展開に戦慄しました。 世界再生か、再生阻止か。様々な思惑が入り混じ りながらも、根幹はここにあって、双方の勢力が雌 雄を決する構図がハッキリしていた……筈だったん ですけどね。『肉屋』と『墓守』の本心はそことは 関係なくて、全てはただ“聖女の希望を成就させる” 為だけの超個人的な事情だったと言う訳で。丸投げ された側はホントにどうすりゃいいんでしょうね。 既刊感想:1、2、3、4