[著者:七野りく/イラスト:cura/富士見ファンタジア文庫]★★
アレンに構って欲しい
これまで結構読んでいて躓きを覚えていた、正妻や弟子達のじゃれ合いによる横槍。それによって話が直ぐに脱線してしまう所は、大分控え目になって来たかな。正妻の牙城
リディヤ一強で他は太刀打ち出来ない構図が割と固定化されつつあって、その為に落ち着いて見れるようになったのかも? 実力で辛うじてリディヤに対抗出来ているティナには、もっと脅かす存在として飛躍して欲しい、と期待を寄せたくなる展開でしたね。第一部終了
だそうで。現状は北に帝国、南に侯国連合、西に魔王軍。各所で牽制や対峙に追われ、直ぐに動けるのはオルグレン侯爵家と聖霊騎士団のみ、との事。今後の展開とアレンの動向は?
徐々に何者かの陰謀で王国の内紛、更には王家反逆にまで発展しそうな展開になりつつあるような……問題なのはアレンがここにどんな形で関わって行くか。おそらく無関係ではいられず、関わりたくなくても巻き込まれてしまうでしょう。公女殿下の家庭教師4 氷炎の姫君と夏休みに王国を救います
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七野りく/cura KADOKAWA 2019年10月19日