[著者:斜守モル/イラスト:NaO/MF文庫J]★★
滅亡と隣り合う世界と、神の思惑
神である『ノル』を根本から完全消滅させなければ、いずれ破滅を呼び寄せてしまう世界の現状。何故シキにはノルの呼びかけが届いたのか? 逆に言うと、どんな条件を持つ人間を、ノルは誘っているのか? 何となくは分かるんですけど。おそらく『誰よりも自分の願望に強い執着を持つ人間』でしょうかね。ただ、誰もが『死予言』『死道標』『悪の死原』などの言葉の意味を把握していながら、ノルが囁く『法則性』については割と不透明ですよね。これからシキが目指すべき場所は
その神ノルの根源を解き明かす事こそ、シキが辿って行くべき道なのかも知れない。一応シキに降り掛かった問題については一旦解決を見ましたが、これから果たしてどこまでノルに踏み込んで行くか。斜守 モル/NaO KADOKAWA 2020年09月25日頃