[著者:平坂読/イラスト:U35/GA文庫]
全然百合が捗らない、と思いきや……
愛結は同性愛者だけど、過去に心の傷を負った影響で、その事を絶対に明かそうとはしない。優佳理の方は、ノーマルだと自分で愛結に言っている。なので、百合要素は大分薄味でした……終盤までは。1巻目の内は、あんまり二人の関係は大きく動かないのかなあ、とか思ってました。それで、愛結と近くで接する事で、いずれ優佳理の方に感情の変化が生まれるのか? とか、愛結はどの段階で優佳理にカミングアウトするんだろうか? とか、この先の事を頭の中でいろいろ想像していたわけですよ。
いや、ちょっとラスト付近の展開は予想外で、不意打ち喰らったみたく意表を突かれました。でもまあ、それだけ愛結の想いが強く深いって事なんでしょうね。
〆切前には百合が捗る
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平坂読/U35 SBクリエイティブ 2020年12月11日頃