[著者:安居院晃/イラスト:美和野らぐ/富士見ファンタジア文庫]
ふと気になったんですけど。殲滅兵室にリシェナの名前を伝えられない理由って、何だっけ? レイズは誓約が消えたから平気になったとか何とか……うーん、どうも思い出せんなあ。結構物語の中で重要な事のような気はしてるんですけど。リシェナとレイズの詳細については、実はあんまり今回のエピソードの中心に置かれてなかったんですよね。
今回はレイズとアリナが同盟国だかの救援要請で出張するお話。殲滅兵室としての活動、いわゆる本業からはちょっと離れていて、物語の本筋からも少し遠ざかっていた印象でした。本当は、レイズとリシェナに絡んだ事を深掘りして欲しかったので、あまり触れられなかったのは少し残念だったかな。
得られた新情報的な収穫は、レイズもしくは殲滅兵室を狙う組織的な敵対者が存在する事、くらい? それに関してもまだ曖昧な点が多いんですけど。ハッキリと形になるのは、更に先の話になりそう。
既刊感想:1
宮廷魔法士です。最近姫様からの視線が気になります。2
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安居院 晃/美和野 らぐ KADOKAWA 2021年06月18日