[著者:咲く桜/イラスト:藻/Mノベルス]
やっぱりなあ、アウルってどう見ても言動や態度や強さが10歳男児じゃないんだよなあ。関わる人達も、もっとあからさまに怪しんだり疑問視してもいいんじゃないか? うーん……世界創生神から選ばれた存在として、なんか他者の目から見て気にならないような力でも働いてるんでしょうかね。
どうやってもアウルの言動などから頭の中で10歳男児がイメージ出来なくて、ずっと戸惑いを抱えてしまっていました。ただ、前巻が5~6歳児だった事を思い返して、これでも年齢と中身の差異は僅かに縮まったのかなあ、と感じたりもしました。
と言うわけで王都滞在編。途中からのんべんだらりと貧乏農家を満喫する状況じゃなくなってました。どうも王族関係の問題に巻き込まれてしまったぽいです。謎の人物の陰謀がどのようなものなのか、そして王城に向かうアウルにどんな影響を及ぼすのか。状況がハッキリしない手探り状態は続き、緊張感も更に増して行きそうです。
既刊感想:1