[著者:咲く桜/イラスト:藻/Mノベルス]
ずっと引っ張って来た『ルナの生い立ち』についての謎がようやく判明。彼女の一族を縛り続けて来た、『邪神教』なる謎の宗教団体とアウル達との戦い。
邪神ってのはこう言うものであれやこれやと色々説明が入り、結局は世界に散らばる邪神の存在の一部がルナと同化して、アウルとは割と友好的な関係に納まる。邪神教自体はよく分からなかった事もあって、今後またアウルに絡んで来る可能性はあるのかも。
続いて、魔術学院にて絡まれた帝国第三皇女リリーの依頼で、一時的にアウルが婚約者を装って帝国のお家騒動問題へ乗り込む……と言うより巻き込まれる事に。何故か部外者のアウルが中心になって、皇帝主催の晩さん会での毒殺事件の謎解き展開。
もういい加減そろそろ、これを『外見が10歳児』でこなすには無理が生じて来ていると思うんですけど……“創造主から選ばれた存在だから”で押し通します? 帝国編はまだ続き、アウルが目指すのんべんだらりな農家生活からは更に遠のいて行く。