SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます2

[著者:謙虚なサークル/イラスト:メル。/講談社ラノベ文庫]

 この主人公の第七王子ロイド、魔術全般の能力が無敵過ぎて格上のはずの魔族すら相手にならず、王位継承争いしてるはずの兄妹からはもれなく好感度も能力評価も抜群、一度王位継承争いから外されたはずの父王からも何故か再評価による好感度上昇が止まらない。

 「特に何も触れる事も言う事も見当たらないとはこの事か!」と、ロイドの無双を目の当たりにしつつそんな風に思わされていました。だってねえ、どんな難題や妨害であっても、『なんか良い感じ』に解決するんだもんなあ。

 魔術研究部分では色々発見はあるようだけど、難なく身に付けてしまうので段階を踏むも何もあったもんじゃないし。やはり見るべきは、目立ちたくないのに名声が勝手に拡大し続けている所でしょうかね。ロイドの戸惑いが見られるのは、とりあえずここしかないので。

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