［著者：ケンイチ／イラスト：ネム／マッグガーデンノベルズ］
前回の続きで、今回は全編『闘技大会』の決勝トーナメント、個人戦とグループ戦の決着から後夜祭と（言う名の宴会）まで。
物語の全体的な視点で見ると、王都に滞在の状況なので進展はほぼ見られなかったんですが、テンマの交流関係で言えばこの闘技大会を通じてかなり広がったんじゃないかなあ、と言う手応えでした。
親身に接してくれるマーリンじいちゃんやククリ村の人々や王族一家はもちろん、戦いの中でも激戦を繰り広げた間にライバル的な関係が結ばれた所も結構あったように思いました。
大会の内容については、意外にテンマが俺つえーチート無双するばかりな展開ではなく、最終的には実力の差を見せ付けるものの、途中までは対等に力がぶつかり合う展開も多くてなかなかに見応えがありましたね。
