SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

小説の感想を日々書き連ねるブログ

トラック受け止め異世界転生ッ! 熱血武闘派高校生ワタルッッ!!2

[著者:しもっち/イラスト:レルシー/オーバーラップ文庫]★★

今回のワタルッッ!!
 今回は国王の依頼でドラゴン退治にッ! しかしこのドラゴンッ! ワタルの拳でさえ一切通用せずッ! 圧倒的防御力ッッ!! するとドラゴンから意外な提案ッ! 世界に散らばる6つのオーブを集めて絶対防御を解除して欲しいとの事ッ! そしてワタルとの闘いを熱望ッ! かくしてッ! ワタルは6つのオーブを集める旅に出るのだったッッ!!

何とか続けッッッッ!!(切望ッッ!!)
 紆余曲折を経てオーブ集めを達成したワタルッ!! いよいよドラゴンと再対決ッ! 追い詰められながらもワタルの真の力が発動ッ! 圧倒的超絶爆熱拳でドラゴンを圧倒ッ! そして遂に勝利の瞬間がッッ!! そして新たなワタルの旅立ちッ! 新たな戦いの幕が上がるッッッッ!!!!!

既刊感想:

最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える1

[著者:じゃき/イラスト:fame/オーバーラップ文庫]★★

【話術士】と言う職業
 『言語の力』で他者に様々な強化を与え、また従わせる強制力も与える。他者への『影響力』は最強クラスの能力。ただ本人は対象外の為、自身を強化する事が出来ない。身体能力以外で外敵から身を守る術が無い。言わば『他者に貢献する為だけの能力』。言語の強制力も万能では無いので、実に扱いが面倒で使い所が難しい能力ですよね。

最強であり最弱でもある
 ノエルの本質は、話術士を徹底的に理解して、常に最大限の効果を上げる為に立ち回れる事。でも、個人を強化する事に関しては他の職業に大きく劣ってしまう。どんなに努力しても超えられない壁がある。決して無敵なんかではない。ノエルが他者の強さを見て悔しさに歯噛みする姿、妙に印象に残りました。

凄くモテる後輩が絡んでくるが、俺は絶対絆されない!2

[著者:yuki/イラスト:B-銀河/GA文庫]★★

あと一歩の所で謎の警戒心発動
 一雪って、何でこうも過剰なまでに「俺は絶対に騙されないぞ」と警戒心を抱くようになったのか。その根本的な原因って一体何なんでしょうね? 前々から疑問に思ってた事ですが、今回も特に語られる事は無く、あんまり重要な要素ではないのかなあ。 

おまえはもう絆されている
 実際の所、もう二菜と『付き合ってる』と認めてないのは、ほぼ一雪自身だけなんだよなあ。男どもの多少の嫉妬心を除けば、校内全体では比較的肯定な雰囲気みたいだし。この謎の過剰な警戒心の原因が取り除かれれば、認め易くなると思ったんんですけどね。守備が固い壁はなかなか破れそうで破れない。でも、傍から見たら同棲してるとしか思えないので、そりゃ「さっさと落ちろ」ってなりますよ。

既刊感想:

女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話2

[著者:みかみてれん/イラスト:雪子/GA文庫]★★

同性に好かれ易いタイプ?
 絢との交際を周囲に隠し通して、『ナイショな関係』でドキドキさせてくれんのかと思ってたら、あっさりバレてんじゃないの。でも傍から見てる限りでは、『同性同士で付き合っている』匂いは感じられなかったですけどね。知沙希や悠愛にもうまく誤魔化せてるな、と思ったものですが。鞠佳って相当分かり易いのかな? もしくは、『同質』の相手にはそれとなく嗅ぎ取られてしまうものなのかも。

もう既に落とされてます
 その後存分にいちゃいちゃしまくるお話。実際には攻め落とした側の絢も、鞠佳に完璧に落とされている。主導権を握ってるのが主に絢の為、『鞠佳が落とされた』風に見えているだけで。たまに見せる『鞠佳主導』な所がまた新鮮でいいんですよね。

既刊感想:

変態奴隷ちゃんと堅物勇者さんと2

[著者:中村ヒロ/イラスト:sune/GA文庫]★★

この胸の高鳴りは……
 恋なの? 何なの? 堅物勇者、初めての感覚に大いに困惑する。いやしかしここまで堅物だったとは……と考えてみて、初めて同居接近を許した相手がこの変態奴隷では、やっぱりエドには敷居が高く、刺激も強過ぎるんじゃないかなあ、とか思ってしまいますよね。アスフィがこんなんじゃなければ、もっとまともだったら、エドも『初めての恋心』を確定出来ていた筈なのに! 結局いつも通りの性癖丸出しで、うやむやになってしまって残念無念。

まるで安定期に入ったかのような雰囲気
 あとは勇者仲間の女性とかも登場してましたけど、どんなに凄くてもアスフィ(の変態性)の方が勝っちゃうんですよね~。エドもいい加減扱い慣れた感じで、割と安定してたと言うか、多少の事では動じなくなってましたよね。慣れって怖いですね。

既刊感想: