- 作者: 酒井田寛太郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/08/17
- メディア: 文庫
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勃発した啓介と真冬の意見の対立、今回は啓介 の方に賛同したい気持ちでした。と言うよりは、 真冬の意見を認めたくない、正論で彼女に問い詰 められた啓介には安易に首を縦に振って欲しくは ない、そんな思いが強かったのかも知れません。 真冬が啓介に、推理と謎解きを用いて「こうし て欲しい」と希望している事って、かつて啓介が 暴かれた相手の事を全く考慮せず、得意げに披露 していた事と何ら変わらないような気がして。 ただ、苦い経験を経た今ならば同じ過ちは繰り 返さない、と真冬は確信を抱いていたようにも見 えましたが。ともあれ、拗れたままで終わってし まったので、次でよりを戻して欲しいものです。 既刊感想:1、2、3