[著者:二語十/イラスト:うみぼうず/MF文庫J]★★
『探偵モノ』で『推理モノ』だと誰が言っていた?
思えばそんな風には誰も言ってなかった。物語の雰囲気、先入観、思い込み、イメージ、で認識させる強引な力は凄い。要素が無いわけじゃないけど、人型兵器や大怪獣、地球外物質に異能力、とか見せられたら……ねえ。過去と名探偵の『死』の真相
どこまで未来を予測出来たら、こんな“仕掛け”を用意出来るんだろう。よもやここがミステリー要素だとか? 理屈は割と理解不能ながら、言ってしまえば『だってシエスタだから』で納得させられてしまう。名探偵の助手と“これから”
本当は、その後の反応まで見たかった。特に渚の反応は。こんなラストだったから。今度は君彦と渚が向き合わなければならない場面が多くなりそう? 現時点で『SPES』との関係はどうなってる? 気になるのはこの辺りかな。既刊感想:1
探偵はもう、死んでいる。2
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うみぼうず/二語十 KADOKAWA 2020年01月24日