[著者:瘤久保慎司/イラスト:赤岸K/電撃文庫]★★★
そこにあるのは純粋過ぎる程の創作意欲だった
ただただ単純に、純粋に『ビスコ主演の物凄い映画を撮って』『ビスコに己の存在を認めて貰いたかった』だけ。本当に混じりっけなくそれだけ。もしかしたらその先で全国民洗脳計画、なんて思惑があったかも知れませんが。結局の所、自分が撮った『ビスコの凄さ』を多くの人に知って欲しかっただけ、だったんじゃないかなあ。やり方は確かに多方面に(主にビスコに)迷惑かけまくりでしたが、この黒革の情熱は本当に『真っ直ぐ』なんですよね。ビスコに魅了される人達
黒革もパウーもミロも、誰もがビスコの魅力に焦がれて情熱的に追い求める。その姿はまさに『恋する乙女』って感じ。まあミロは男の子なんだけどさ、正ヒロインの座が一番しっくり来るよやっぱり。錆喰いビスコ6 奇跡のファイナルカット
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瘤久保 慎司/赤岸K KADOKAWA 2020年06月10日