[著者:竹町/イラスト:トマリ/富士見ファンタジア文庫]
長所と短所を織り交ぜた結束力
クラウスと、弟子の8人全員で挑む任務。そんな中で、今回はクラウスにまとめ役を任されたティアがメインのエピソード。他のメンバーの皆が、着実に成果を上げ力を付けているのに、自分だけが置いて行かれている。期待に応えられずにいる。思う様に役立てない。彼女の苦悩が描かれて行きます。能力不足を思い悩み意気消沈するティアに、他の皆が『あなたは誰よりも自分たちの支えになってくれている』、と言う事を彼女に気付かせてくれる。
一人では厳しい状況に立たされても、仲間との連携でどんな難局も乗り越えられる。これまでより、更に強い皆の結束力が見られる展開でしたね。
スパイ教室04 《夢語》のティア(4)
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竹町/トマリ KADOKAWA 2020年12月19日