[著者:持崎湯葉/イラスト:れい亜/ガガガ文庫]
アラサー主人公男と、パパ活してるお隣さんJKと、間を取り持つ主人公のペット犬との触れ合いの物語。まだ性行為にまでは至っていない軽い気持ちの『パパ活』だったらしく、年の差で交流を持つのに、そんなに重苦しい印象ではなかったかなと。
ただ、根本的に『乃亜がなんでパパ活行為をやっていたのか?』については、あんまりハッキリとは分かんなかったんですよね。家庭の事情とか、母子家庭っぽい環境とか、その辺が影響しているのかなと思いましたが……実際の所どうなんでしょうね。
込み入った事情は乃亜の口からもあまり聞けなかったので、ちょっと気になってます。了との交流が深まれば、まだ言い難い『素』も見せてくれるのかな? でも、世間体的に深い関係になっちゃ拙いんですけど。結構今の状況に慣れて気のゆるみが出て来ている気もするので、少し心配ではありますね。
パパ活JKの弱みを握ったので、犬の散歩をお願いしてみた。
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持崎 湯葉/れい亜 小学館 2021年05月18日