[著者:浜咲たゆ/イラスト:イシバシヨウスケ/HJノベルス]
マリベルの故郷の現状確認、世界武道大会へ向けての準備、レイフォンとアシュリーの里帰り、など。どうやら今後のメインは世界武道大会がメインイベントとなって行きそうな流れ。
何故世界武道大会が重要かと言えば、代表選出者が魔王率いる魔族代表と6対6で戦う事が決まっていて、何故そうなったかと言えば、魔王が一方的に「条件飲まなければ即座に滅ぼす」と言って来たから。
……いやいやちょっと待てよ人間達も勇者とか居るんだからあっさり悪条件を受け入れずに抵抗しろよ! と思ってしまいましたとさ。この物語の人間族と魔王の力関係って一体どんななんでしょうね……と考えさせられたりもしました。
今回は世界武道大会開催までには至らず、レイフォンの里帰り話がほぼ中心の展開でした。正直このエピソード、特に鬼ごっこの経緯とかこんな長尺で必要だったのかなあ、と首捻りつつ。しかし、どうも続刊が無いようなのでお察し下さい、的な事情があったのかも知れません。
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