[著者:甘岸久弥/イラスト:景/MFブックス]
ダリヤとヴォルフの関係がちょっとずつ進展しているのが良い感じ。あるいは明確な変化見せ始めている、とも言えるでしょうかね。特にヴォルフの方の心理的な部分で。
他人に冷やかされた時に二人とも『友達関係』を強調している所で、既に少なからず意識しているんだよなあ、ってニヤつきながら眺めてました。二人で魔導具開発を進めている時の様子なんかは、まるで熟年夫婦のように呼吸が合ってる感じなんですよね。
まあ、ダリヤの方は魔導具師としての作業の方が優先度が高くて、彼女自身が言うようにヴォルフとは友達関係の域をまだ出ていないっぽいんですが。ここはひとつ、ヴォルフがどんどん意識してくれる事に期待していましょうか。