[著者:餅月望/イラスト:Gilse/TOブックス]
ミーアがラフィーナとの選挙戦に挑めば、崩壊する帝国の未来は回避出来るんじゃなかたっけ? でも、ベルがまだ現在に留まっていると言う事は、危機回避は出来ていない? どうなんだろ?
未来の事なので結果は見通せないんですが、『ミーア皇女伝』の“内容変化”を信じる限りでは、ラフィーナが絡んだ崩壊のきっかけに関しては回避出来たっぽいのかなあ。
……とか、あれこれ考えさせられながら、今回の『ミーア学校設立危機問題』の流れを追っていました。まあ、最早ミーアの自分ファーストによる幸運の引き寄せの法則には何も言うまい、と言った感じ。
今回思い知らされたのは、ミーアのどんな逆境にも折れない精神の背景には、断頭台に立たされ処刑された経験が強く根付いていると言う事で。ちょっとやそっとの危機では動じないのも納得です。