[著者:道尾秀介/文藝春秋]
各章に事件や謎が描かれ、各章の最後に提示されている『一枚の絵や画像』が、それまで描かれた謎を解く重大な鍵となっている、みたいな構成のお話。それぞれの章が関連し合い、最終章に全てが繋がるような流れです。
しかしこれ、個人的な意見で述べるなら、完璧に謎を解読するには『読み手側に相当なレベルの読解力や理解力が必要』だと思いました。
正直、最大ヒントの絵を見せられても頭の中が「???」で覆いつくされてました。いや、まあ何となく「こうじゃないかなあ」って全く自信が持てない程度の理解は出来てた気がするんですけどね。
結局読了後に『いけない ネタバレ』検索で、考察サイトに頼っちゃいました。結果「そういうことだったのか!」と納得出来ました。こりゃ自分の頭じゃ理解出来ないわけだわ。