[著者:丸戸史明/イラスト:深崎暮人/富士見ファンタジア文庫]
倫也と詩羽とゲームシナリオと詩羽ルートフラグが立ちかけた、みたいな内容。新たなルートのシナリオを提示した詩羽の意図は何となく理解出来たような、でも肝心の所は倫也と読み手にはハッキリ掴ませてくれないような。
見応えある二人の激論の中に、あえて詩羽からは悟らせないもどかしさが感じられるものだったかなあと。
今回に限っては詩羽が完全にメインヒロイン役だったんですが、とりあえずシナリオ関連はケリがついた形で、これから彼女の扱いってどうなるんでしょうね。
ともあれ予告で次は英梨々がメインと言うか修羅場? みたいな雰囲気があったので、ゲーム制作が山場を迎えつつある様子を実感しながら戦々恐々と先を辿ってみる事にします。