[著者:古宮九時/イラスト:chibi/電撃の新文芸]★★
やっぱりティナーシャにも抱えている事情があったから、最優先で成し遂げなければならない事を気の遠くなるような間持ち続けて来たから、オスカーの正面からの熱意を素直に受け留める事が出来ずにいたのか、躊躇いを見せてしまっていたのか、と。
いや、だってもうティナーシャの振る舞い見てたら、その気が無いなんて「嘘でしょ」って言いたくもなりますよ。オスカーにしてもティナーシャにしても、自分の事情を優先したがる癖に“最も相手の事を大切に想っている”行為を選択するんだから。
ティナーシャの心の急変で一時どうなるかと思いましたが、全くの杞憂でした。これで色々足枷も取っ払われたので、明確な答えを出す頃なのでは?
既刊感想:I
Unnamed Memory II 玉座に無き女王
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古宮 九時/chibi KADOKAWA 2019年05月17日