[著者:牧野圭祐/イラスト:かれい/ガガガ文庫]
英雄たちの偉業に焦がれて
本作は次世代J-POPアーティスト『H△G』と、『月とライカ』のコラボライブの声劇用に、WEBで連載されていたものが原作なのだそうです。
レフとイリナの偉業に感銘を受けた日本人の少女・ミサ。平凡な自分が、宇宙飛行に関連した職業を目指すべきなのかどうか? そんな大きな苦悩を抱えながら、謎の少女アリアと共に、『銀河鉄道で宇宙を旅する』と言う不可思議な体験をする事に。
夢か現実か、曖昧な境界線。それが幻想的な雰囲気を醸し出していて良いですよね。どちらにしても確かな経験としてミサの心に残り、将来の歩みの背中を押してくれる。読後感も素晴らしいものでした。
銀河鉄道の夜を越えて
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牧野 圭祐/かれい 小学館 2020年03月18日