SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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ソードアート・オンライン27 ユナイタル・リングVI

[著者:川原礫/イラスト:abec/電撃文庫]

 エオラインについて詳しく知れませんでした。残念。次回に持ち越しと言う事で。どちらかと言えば、ユナイタル・リングよりアンダーワールド寄りな展開になりつつある話の流れです。

 同時進行でやっているのには違いないんですが、未だに接点が見えないので平行線を辿る手応えなのは相変わらずといった具合。アンダーワールド側は、キリトとアスナの記憶なしには『空白の200年』を埋めるのは難儀だなあ、と感じさせられました。

 そうは言っても記憶を戻す事も出来ないようですし、それならいっそムーン・クレイドル編の続きを見てみたい……と、ちょっと思ってしまいました。まあ間の200年の歴史で語られていない事も結構あって、頭の中で整理つけるのが大変になりつつあるもので。

 アンダーワールドの常識ではあり得ない行動を取る『敵対者』も明確になりつつあるので、エオラインの事も含めて次はさすがに話が進展する事に期待したい所です。

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