[著者:美紅/イラスト:桑島黎音/富士見ファンタジア文庫]
欧州のどこぞの王子の佳織へのプロポーズだとか、男子スクールアイドル計画とか、王星学園に芸能科の設立とか、ライバル学園の一方的な競争意識とか……今の話の展開では正直あまり要らないと思っている現実世界の日常パート。
どうやら積極的にねじ込みたいようで控える気もないらしいので、優夜にとって“素”を出せる『貴重でかけがえのない居場所』だから挿入して描く必要性があるんだな、と思う事にしました(ため息交じりで)。
話の本筋である『世界の間』の件と異世界の『聖の暴挙』の件と『地球創造と神の侵略』の件、どうやらどれも関連性はないらしい。なので、順番に問題を解決して行く感じになりそうかな。今回の『世界の間』、手こずりそうな相手に見えたのは気のせいで、やっぱり優夜無双でした。
次は異世界での『聖の暴挙』の話になりそうで、まあ結局優夜無双が炸裂するんでしょうけど。ただ、イリアとウサギ師匠が苦戦していて結構見応えのある流れなので、どのようにして混乱を収めるかは楽しみな点かなと。