[著者:猪口/イラスト:kaworu/ドラゴンノベルス]
今度は皇国にまでその名を轟かせてしまうスチュワート家。皇国滅亡の危機に瀕する植物被害もなんのその、軽々と易々と討伐してみせる辺りはさすがと言うしかない。
当人たちは『なるべく目立たないような言動を心掛けている』らしいけど、無意識に無自覚に“本人達は全くそう思っていない”言動の全てが目立ってしまってるんだよなあ。
その事にすら気付いておらず、のん気に王族皇族貴族らと互角以上の成果を上げて渡り合ってるんだから、無自覚が極まっていてもうどうにもならん、と言う感じ。
まあ苦戦してしまうのもスチュワート家らしくないので、こうテンポ良く事態解決に導いた上で自らの利益に変えているのを見て、「スチュワート家らしいなあ」って眺めていられるのは良い事なのかも。