
- 作者: 犬村小六
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/09/19
- メディア: 文庫
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好きな子ほど苛めたくなる感情。捻じれ曲がった ジェミニらしい。失意のどん底から一転、ファニア にルカの生存を知らされた途端に息を吹き返す。そ してルカの事が好きで好きで大好きで溜まらないア ピール。可愛いやつだと思わされてしまいました。 最終巻。主に散々虫けらのように見下され続けて 来たエデンとの最終決戦、と言う流れでした。常に 互いに強く思い合っていたルカとファニアは、なん か最後は二人らしい道を辿る結末だったなあって。 そして、シルフィとの約束を果たす為だけに全力 で駆け抜けたルカ。タイトルに込められた意味を最 後の最後で感じ取れた事。ヴィヴィとここへ辿り着 けた事。報われた気持ちで心が満たされました。 既刊感想:1、2、3、4、5、6