
- 作者: 平坂読
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/04/18
- メディア: 文庫
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表紙の見知らぬ二人は誰だ!? お前達かよ。当然 の如く前巻のラストを引き摺る形で伊月と那由多の 関係の行方がメインのお話。この二人と合わせて、 恋愛絡みで割と足踏みしていたような印象の幾人か については、自分の中で決着を付ける見せ場もあり ました。主な所ではアシュリーと京でしょうかね。 途中で主人公気質なパーフェクト若手俳優なる青 年が登場しましたが、まあ那由多は絶対になびかな いだろうと思ってたので、この好印象にはちょっと 焦りもあったかも。高科勇真さん、凄くいい人。 終盤は本当に眺めていて温かさに癒される家族の 絆の一幕、そして悶々としていた伊月の感情の大爆 発。彼のこの姿を待っていた。これが見たかった。 既刊感想:1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11