- 作者: 平坂読
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/09/18
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
り残され置いて行かれているている(と彼女自身が
思い込んでいる)。実際の所はそんな事もなく、京
の目指す編集者としての能力的なものは、近くで見
続けているプロ作家の伊月や春斗や那由多も充分凄
いと認めている所ではあるんですけどね。あとは京
自身が経験を積み自信を付ける事で。その辺りの成
長過程が今回のメインイベントだったと思います。
関連してウェブ小説家の件。ウェブ小説の書籍化
が当たり前のようになった昨今、これまた実際にあ
り得そうな話で妙に生々しい。フィクションと割り
切った上で、編集者としての距離の取り方は結構気
を遣うものだなあ、と思わされたりもしました。