[著者:望公太/イラスト:ななせめるち/GA文庫]★★
ややこしさ極まる
やはりこじれた。桃田父と妃さんの経緯を聞いていると「他人の事をとやかく言えるんだろうか?」と首捻りたくなったりとか。まあ他人ではなく、妹(姫)と彼氏の息子(薫)が『年の差約12歳の恋人同士』なもんだから、とても面倒臭い“身内事”になっちゃったわけですが。15歳男子が背負うには容量限界な状況なのによく受け留めている
いつかは年の差恋愛について、反対の声が上がるのは元より覚悟していた事。心配だったのは、桃田と織原さんが頑なに別れる事を拒否しても、強制的に“大人の力”で引き離されてしまわないだろうか、と。妃さんはそこまでやりそうな剣幕だったので、どうなるかと思ってましたが、二人の想いの強さが勝った、と言う感じだったかな。ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?5 〜いくつになってもお姫様〜
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望 公太/ななせめるち SBクリエイティブ 2020年02月15日